須釜正行(すがま まさゆき)
在野研究者として、既存の学術的枠組みにとらわれない視点から物理学の概念的問題に取り組んでいます。
既存の物理理論では整合性の取れた説明が困難であることに直面し、疑問を持つようになりました。
「計算はできるが説明できない」現象の多さに気づき、現代物理学の概念的問題について考察を深めるようになりました。
既存理論の不整合を解決するため、プランク単位系から出発して空間子と存在波理論の基本概念を構築しました。
理論を6つの論文シリーズとして体系化し、学術的な議論の場での発表を目指すに至りました。
私は特定の専門分野を持たない在野研究者です。これは一見すると弱みのように思えるかもしれませんが、実際にはこの「専門分野のなさ」こそが存在波理論の発見につながった重要な要素だと考えています。
物理学の概念的問題の根本原因を探ると、学問分野の歴史的発展過程で生じた構造的問題が見えてきました。ニュートン以降、物理学は数式による現象記述を主体とするようになり、一方で哲学は現実現象への説明力を物理学に譲渡し、自然哲学を範疇から外しました。20世紀以降は物理学の専門分化が進み、物理学全体の整合性を見る視点が失われ、科学哲学も「物理学のことは物理学で」として干渉を避けてきました。この結果、概念的問題を扱う適切な立ち位置が学問体系から抜け落ちてしまったのです。
この構造的空白に対処するためには、既存の分野区分にとらわれない視点が必要でした。物理学の整合性の問題を理解するには現象そのものの検討が必要であり、問題の発生過程を理解するには歴史的経緯の把握が必要であり、概念の妥当性を検証するには論理的検討が必要であり、理解可能な説明を構築するには直感的な描像が必要でした。これらは元々分かれていた視点ですが、この問題に取り組む過程で自然に必要になったものです。
当初の目的とは全く異なる文脈で既存理論の整合性問題に直面し、それを解決しようとする過程で、現代物理学の概念的問題の深刻さが明らかになりました。単純に「計算できない」のではなく「説明できない」という根本的な問題があることに気づいたのです。
なぜこのような問題が生じたのかを理解しようとする中で、物理学の発展史や学問分野の構造的変化、さらには概念の論理的整合性といった要因が重要であることが分かってきました。これらは最初から研究の動機だったわけではなく、問題の根本原因を探る過程で自然に浮上してきた要素です。
個別の数式体系ではなく、統一的な物理的描像による根本的解決を目指しています。空間子と存在波理論は、この統一的描像を提供する試みです。
既存の実験結果や観測事実を否定するのではなく、それらに対する新しい物理的解釈を提供することを重視しています。
Email:epresearch2025[at]gmail[dot]com
ORCID: 0009-0003-5476-3230